100km
改めて考えても すごい距離だな〜〜
2012年6月10日
ワタクシ いわて銀河100kmチャレンジマラソンに参加して参りました
初のウルトラマラソンを10時間49分45秒で完走いたしました
いえす
もう鼻血が出そうな位うれしい
完走メダルと完走証を受け取った直後のワタクシです
うん 誇らしげ〜〜
それでは岩手の旅の回想録まいります
出会いあり涙あり ええ長文です(爆)
6月8日(金)
静岡県焼津市に住むワタクシは 岩手まで高速バスを使って移動しました
ただ直通便が無いため 横浜まで電車で移動 横浜から北上までバスって感じで移動したのでした
横浜でバスに乗り込むと すぐ後ろの団体が乾杯を始めました
「じゃ100kmがんばりましょ〜」だって
それが横浜のTMクラブの皆さんとの出会いでした
6月9日(土)
バスを降りるとき 僕もいわて走りますよって声をかけると とても気さくな方々
バスが北上駅に着いたのが朝5時半位
しばらく駅前でお話しすると 次の目的地が中尊寺との事 あ 一緒だ
ホテルにチェックインするために一度別れたのですが 駅に戻ると同じ電車待ち
結局ご一緒させていただくことになりました
北上駅から平泉駅までは30分位
駅前でパシャ☆ 隣はイナミさん ウルトラの鉄人です
その後のんびり中尊寺を見たりして 13時過ぎくらいに北上に戻ってきました
で 駅からほど近い受付会場に移動しました
受付後は前夜祭に参加
伝統芸能でおもてなしをうけました
他にも一輪車の演技 更に
これ ラートって言うんだそうです
ぐるぐる回って凄い演技を見せてくれました
更に更に チアリーダーのお姉さんたちによる応援もいただきテンションアップ
お酒もほどほどに会場を後にして ホテルに向かい明日の準備を始めます
20時には床につき おやすみなさい
夜行バスでの移動に疲れたらしく 割としっかり睡眠がとれました
6月10日(日)
1時30分起床 天候は曇りか?
雨は降っていないけど 路面はしっかり濡れています
おにぎり2個と味噌汁の朝食を済ませ 2時半にはホテルをチェックアウト
シャトルバスでスタート会場入りしたのが3時前 真っ暗!
スタートが4時だから 朝が早い
もくもくと準備をする選手のみなさん
ワタクシもおにぎりを一つ買ってパワーを更に補充
準備万端です
電光掲示板を見て 興奮度も高まります
スタート直前です
宮川大助・花子さんとハイタッチをしてスタート
さあ 100kmの旅が始まりました
序盤は普通の道を走ります ただずっと登り基調 ゆるやか〜〜に登ってます
10km以上走っても まだこんな感じ
11km地点のエイドには 前日のチアリーダーの4人が応援してくれていました
20kmも走ると だんだん風景が変わってきました
ココまでのラップは
0-5 31'26
5-10 29'30
10-15 29'17
15-20 26'43
ほぼ5kmごとにエイドがあり そこでの休憩が30秒から60秒
それらを含んでのラップタイムです
15−20kmは下り坂基調だったので速くなっていますが 他はずっとゆるい登り基調なので予定通りのラップです
大会前は9時間30分が目標タイムでしたが 当日は10時間を目標に走っていました
快調に脚が進みます
28.7kmのエイドでは朝食タイム まだ7時前ですからね
おにぎり 味噌汁でパワー補充
ほかにもバナナとレモンなんかの基本食は全エイドで食べ続けました
ずんずん脚を進め ついにやってきたよ
いわて銀河名物 なめとこライン
ここから本格的な登りが始まります はい20km以上
ここまでで約35km
3時間半走っているけど 元気元気
その直後に40.1kmのエイドがありました
そこでのやりとり
おばちゃん 「バナナ食べる??」
ワタクシ 「うん 食べる食べる」
おばちゃん 「はい あ〜ん」
ワタクシ 「ええ! どんだけサービスすんの? じゃあ〜ん」
おねえさん 「じゃ ゼリーも食べます??」
ワタクシ 「うん 食べる食べる」
おねえさん 「あ〜ん」
ワタクシ 「あ〜ん」
これは事実です 疲れが一瞬で吹き飛びました
あ〜んしてくれたおばちゃんとおねえさん 最高だぜ岩手
ここまでのラップタイムは
20-25 31'55
25-30 28'19
30-35 25'45
35-40 29'41
急ではないけどアップダウンのある区間でした
30−35kmのラップが少し速すぎって思ったので その後調整しました
体の調子としては 多少の疲労感はあるけどまだまだ元気いっぱいでした
あ〜んもしてもらったしね
すこしずつ標高を上げながら 快調に進む脚
この時はサブ10を確信していました
50km手前の豊沢ダム
ずいぶん山っぽい雰囲気になってきました
景色はすごくいい 走っていてすごく楽しい
マンモス大会ではないので こうやって道を一人占めできる時もありました
これは52km地点位の写真です 下りになります
あ 登り終わった??って初参加のひとは誰もが思うのですが違うのです・・・
このあとが山場なのです
いったん下った道は今まで以上に勾配を上げて登り返します
更に
またしてもいわて銀河名物「トンネル地獄」が待っているのでした
最長1.7kmのトンネルを抜けるのがやっかいでした
真っ暗だし スピード感がおかしくなるしでここで体力を無駄遣いするハメになりました
完全にオーバースピードになったわけで・・・
ただこのトンネルを抜けると やっと登りも終わり下りに差し掛かります
距離は60kmを超えてきました
ココまでのラップは
40-45 31'17
45-50 32'30
50-60 1:02'41
50−60kmはトンネル地獄区間だったため 5kmごとの表示がありませんでした
フルマラソンを超える距離を走った事がないワタクシにとっての闘いが始まりました
でもまだ体は重いって感じが無かったです まだまだ元気
もちろん疲労感はありましたけどね
ただそれ以上に感じていたのが空腹感(爆)
鉄の胃袋を持つワタクシ この距離を走ってもお腹の活動は絶好調
もともと燃費の悪いワタクシ
各エイドで補給をしていましたが 全然足りてなかったみたいです
なめとこラインを登る途中から 昨日お会いしたTMクラブのタカハシさんと一緒に走る時間が増えてきました
チャレンジ富士五湖112kmを走破した事もあるスーパーウーマンです
トンネル内で無駄に飛ばしたため 一時は差をつけたのですが
結局ワタクシより20分以上も速くゴールしておりました さすがです
下り坂をしばらく進むと 66.5kmのレストステーションに到着
預けておいた荷物を受け取り 後半戦に備えます
脱水症予防の為に OS-1(経口補水液)を補給
ハニースティンガー(ジェルね)も二つ持ちました
パワージェル系のモノは二つ持って走っていましたが 前半戦でつかったのはピットインリキッド一つだけでした
ここで10分位の大休憩
さあ ココからが勝負だ
でも疲労感が凄くなってきました
こんな距離走った事ないから当たり前なのですが
今まで感じた事が無い疲労感です
ただまだまだ脚は動きます いくぞ
これが75km位進んだ時の空の様子
ここまでは雨はほとんど降らず曇りで気温も低め(18℃)
とても走りやすい気候でした
でも70kmを過ぎたあたりから どっと疲れがでてきました 脚が重い
くだり基調なのにスピードが出せません
しかも心配していた右ひざに腸脛靭帯炎の痛みが出てきました
でもココで慌てないのがワタクシです
腸脛靭帯炎とは長い付き合いなので対処方も心得ております
1 背筋伸ばして〜
2 体の真下に着地して〜
3 丹田を意識しながらリラックス
これで治ります だいたい
結果
見事に治りました
足裏にも少し痛みが出たのですが これも同時に無くなりました
ワタクシレベル(?)になると 走りながら腸脛靭帯炎を治すことができるのです
73.3km地点のエイドでは すっぽんスープが振舞われました
しょっぱかった〜
椅子を貸してくれたので のんびり休憩
この後が今回一番辛かった
77.5kmのエイドから次のエイドに全然たどり着けないのです
あとで知ったのですが ここだけ8km離れていたのです
途中かぶり水と給水はできたのですけどね
後半の疲れた状態での8kmですから 人によっては1時間以上かかりますよね?
エイドがオアシスの選手にとっては 死活問題です
せめて次のエイドまでの距離を表示しておいてほしかったです
ま 最初に調べておけば分かった事ですけどね
ここまでのラップは
60-65 28'59
65-70 38'57
70-75 37'45
75-80 34'12
レストステーションがあった65−70kmのラップが遅いのは仕方ありませんが
その後は随分落ちちゃいました
これはエイドでの休憩が長かったためです
実は70km地点でサブ10を諦めました
この時点で7時間をオーバーしていましたし
疲労感のすごさを考えると当然でした
ただ一つ最初から決めていた目標がありました
ぜったい完走
そう 完歩ではなく完走なのです
エイドで休憩するとき以外は絶対に歩かない
70kmを過ぎて脚が鉛のように重くなっても走り続けるには エイドごとにしっかり休むしか方法がありませんでした
休憩が長すぎると走り始めるのに余計なエネルギーが必要になるのは分かっていましたが
もうそんな事を言っていられる状態ではありませんでした
エイドでは大体5分休憩していたのですが 脚が硬直して走り始めは脚が言う事をききません
しばらく走ると脚が馴染んできて 推定キロ6分半とかで走れるようになります
で 次のエイドでも5分休憩 これの繰り返しです
とにかく次のエイドにたどり着く
それだけが目標のように走っていました 苦しい時間だったな
それでも脳(意識)は元気そのものでした
苦しいを楽しもう
必死の思いで口にしたハニースティンガーが劇的に効きました
それでも元気になるのは脳だけ 脚は鉛のままでした
このころになると写真を撮る元気もありません
一度立ち止まると 走りだすのが大変なのです
もうエイド以外では止まらないぞ あそこの写真を撮る以外は
人間には精神があるから走り続けられるのです
激走モンブランを見た時 シュバイツァーさんが言っていた言葉がよみがえりました
そう 走り続けていればあそこにたどり着ける
その信念だけが体を動かしていたのかもしれません
この辺りから天候が目まぐるしく変化しました
日が差したかと思ったら 冷たい大粒の雨
ゴミ袋ポンチョで対応
藤の花が咲き カエルがゲロゲロ鳴き セミが鳴き カッコーが鳴く
岩手の季節感ってどうなってんだって突っ込みたくなるような状況でした
その後は明るい曇りに戻っていました
ペースもキロ6分半がやっと 汗も全くかかずウエアはドライな状態でした
なんとか90.7km地点のエイドに到着
わお! おしるこだ〜〜
脚は鉛でも 胃袋と脳は絶好調のワタクシ
お代わりしました
それにしてもうれしかったのは どのエイドでも冷たい飲み物が飲めたことですね〜
ボランティアのみなさんの対応 ただただ感謝するばかりでした
道路標示にもゴール地点の雫石の文字が
そしてついにやってきました あそこに
残り1kmの表示です
長い長い100kmも残すところあと1km
この瞬間どんな気持ちになるんだろう 走る前から楽しみでした
目標タイムは達成できなかったけど そんなのどうでもよかったです
歩かず完走
勝手に決めたルールだけどここまで達成できました
途中何度も「歩いちゃえ」って誘惑に負けそうになりました
なめとこラインの登りは割と平気だったんですが
その後の登り返しがホントに辛くて辛くて・・・
最後の登りなんて 前を歩いている人に追いつけないどころか
差が開いちゃうのです
歩いた方が速いんですよね 疲れている時は
でも己の信念の為だけに 「走る」を貫きました
そしてそれを達成して迎えた 残り1km
気持ちが爆発しました
泣きました
やり遂げた達成感
安堵感
なんとも表現しがたい感情が湧きおこり 涙が止まりません
「おかえりなさい!」
ワタクシが一番弱い言葉をかけられると更に涙
結局そのままゴールを迎えました
ただすぐ後に他のランナーがいたので わざと追い抜かれて
単独でゴールしようとしたのは 我ながら冷静だったなーと苦笑
やった やったんだ 100km走りきれたんだ
この直後に撮ったのが冒頭の写真だった訳です
最後のラップは
80-85 34'24
85-90 39'30
90-95 39'27
95-100 37'54
ゴール後TMクラブのイナミさんとタカハシさんともすぐに合流
ワタクシの涙はまだ止まりませんでした
この後応援にまわったのですが ダメだ〜
がんばっている皆さんを見ているだけでまた泣けてくる
自分がこんなに涙もろいなんて初めて知りました
ウルトラマラソンってすごいな
走ってみて初めて知った世界 こりゃディープだ
でも 苦しすぎ
その後はTMクラブの方々と飲みましたよ
もちろん これだけじゃなく 更に食べ更に飲み
TMクラブの方々とはすっかり仲良くなってしまい
静岡支部って形でメンバー入りする事になっちゃいました
駅伝を走り終えたワイナイナさんともパシャ☆
いや〜最高の一日でした
みなさんと別れを惜しみつつ シャトルバスで鴬宿(おうしゅく)の民宿に移動
民宿の食堂にいるのはランナーばかり
結局またラン談義に花が咲いたのでした
あ〜〜 疲れたけど幸せ
こうしてワタクシのいわて銀河100kmの旅は幕をとじたのでした
すべての大会関係者の方々に感謝です
いわて銀河ありがと〜
長文失礼いたしました
お読みいただき感謝です
↓人気ブログランキングに参加中です
下のバナーをワンクリックいただけると うれしいです
祝完走って感じでぜひ

人気ブログランキングへ


