マックスバリュで補給を済ませ 目指すは五合目
だんだん街の明かりが少なくなってきます
勾配は5パーセント位 富士山スカイラインの登りが始まりました
日もとっぷりとくれたのでヘッドライトを光らせます
実は前日にヒンジが折れてしまって応急処置してありました
ま 最悪手にもって走ればいいのでオッケーとしました
チェックポイントである標高1000m地点には21時49分着(3時間44分)
20時間を完走目標とした予定では22時10分着だったので かなり早目に着けました
別にハイペースで走ったつもりはなかったんですけどね
気温は20℃
かなり落ち着いてきて走りやすくなりました
でもびしょびしょのシャツとパンツは乾きそうもありません
ここまでは100%走れたのですが
この後くらいから歩きが混じるようになりました
しかも朝から調子が悪かったお腹もだんだんゴロゴロしだしてきた
とにかくガスがお腹に溜まっているようで
プッププップおならが出ちゃうんです(笑)
前後の参加者とは距離があったので聞かれる心配はないだろ
なので思う存分させていただました
ただ これはおならか? それとも??
って場面も多々あったわけです
その時は祈りながら エイっ
なんとか勝負に勝ち続けました
でもお腹の調子が悪いせいでしょうか
登り坂が辛い 全然走れない
歩く場面が増えてきました
距離にして約35km
やっと西臼塚駐車場のエイドについたのは22時36分でした(4時間31分)
気温は18℃まで下がっています
まずはトイレ
食糧や水分を補給しつつ休憩タイム
でもかなり冷えを感じます
ここで予定を早めて着替えをすることにしました
脚には薄手のタイツ
Tシャツはびしょびしょに濡れていて着ていると寒い
なのでファイントラック フラッドラッシュスキンメッシュのアンダーに着替えた上に
直接モンベルのソフトシェルジャージを着ました
ホッとする温かさがワタクシを包み込みました
どうやら調子がイマイチの様子
今後登りでも歩きがメインになりそうです
そうなると自己発熱ができなくなり
濡れた格好では一気に体温がもってかれます
そう判断しての着替えだったのですがこれは大正解でした
温かくなり少し元気になれました
ボランティアをしてくれている仲間から食糧を受け取り先に進みます
休憩時間は20分程度でした
ワタクシ この手のイベントではとにかく休憩が長いんですよね〜
そこがマラニックの楽しさだと思っておりますのでね
そうそう
着替えとか濡らしたくないものは
絶対リュックに直接入れちゃダメです
天気が良くても汗で濡れちゃいますからね
ドライサックに包んで絶対に濡らさないようにしましょう
着替えたおかげで快適です
西臼塚の駐車場から数キロで旧料金所に到着
23時30分(5時間25分)でした
目標は23時40分
あれだけ休憩をして しかも相当歩いているのにまだ貯金がありました
でももう20時間に縛られるのはやめよう
マイペースを貫くのみ
旧料金所を過ぎると勾配が一段階急になります もう走れません
疲労がだんだん増してきました
そして眠気が襲ってきました
とにかく歩みが重い
しかも気づくと右に傾いて斜めに進んじゃう
休憩したくても適当なところがありません
でも空には満月が明るく輝いています
星も綺麗に見えてる
たまに流れ星が見えたりして 結構いい雰囲気
ヘッドライトの明かりさえ不要なほど月が明るいんです
なので車の通りがないときはヘッドライトオフ
月明かりが作り出す自分の影とのランデブー
くそ眠いけど超ファンタジー
そんなときでした
月明かりが照らす車道の脇の木々が全部動物に見えたんです
ゾウ ライオン ウマ イルカ
白く光る木の葉が作り出す動物達
もしかしてこれが幻覚??
でもあまりにも眠すぎて思考回路が停止
あまり深く考えずに動物園を楽しみました
そんな時道の脇にベンチを発見 標高1900m地点でした
もうたまらず休憩 スニッカーズを貪るように食べました
そしたら動物たちはどこかへ消えていってしまいました
体温も復活していた感じだったので
またTシャツに着替えました
ソフトシェルジャージはリュックの中へ
この休憩中に一緒に参加したTさんと合流
どうやら相当疲れている様子 眠そう
ちょっと仮眠する
その言葉を聞いてワタクシは先へ進むことにしました
正直疲労度がすごい
でもとにかく五合目まで行こう
その先のことはあとで考えればいいんだ
歩みはのろまでしたが それほど抜かれもせず進んでいます
やっと五合目に着いたのは日付が変わった2時08分(8時間03分)でした
予定では1時42分 やはり相当ペースダウンしたんだな
さあどうしよう
こんなに疲れているのにこれから富士山に登るの?
考えただけでぞっとします
とにかく補給をしてソフトシェルジャージも再び着用
五合目は結構寒かったんです
なのでこの先はもっと寒くなる?
その考えも先を進むのを躊躇させました
でも結局先に進むことを決意
はやり海から山頂までたどり着きたい
その思いが強かったんです
歩きだしてみると意外と脚は動く
まだまだ限界ではないぞ
夜空に富士山のシルエットが浮かび上がっています
寒いけど山頂ではいい景色が見られるぞ
この期待感がワタクシをまた歩き出させるのでした
つづく


